エルフソフト陥落の歴史


第十二章、セガサターン移植大作戦と2000万円ゲーム大賞

 シルキーズ、それは元々恋愛や恋のゲームにうんざりしていた某H氏が代表として別企画を立ち上げた物。
 それに乗ったのが営業のF氏。

   

 某社はD級生だの、ドラゴソナイトだの、ポンキンピンキンだの、

  愛と、正義と、友情に満ち溢れて、勝利する。

    あくまでもH氏の意見です。

 という、お前ら少年ジャンプかよwww と言いたくなるような路線をガンガン作っていたが、
 これらのゲームを作っている蛭田氏の生き別れの双子の弟は、はっきり言ってジャンプ路線が大嫌いだった。

 求められるのは甘酢っぽい恋愛で、期待されるのは友情に溢れたRPGで、結末はラブラブエンド。

 H氏が好むのはウヒョーでドロンドロンなむふふスケベストーリーであり、双子の兄はどうかしらないが、
 弟のH氏はD級生の舞だの美沙だののヒロインがラブラブエンドとかどーでも良かった。
 むしろ書いていて苦痛であり、オレ達はエロゲーが作りたくて作っているわけであり、世間の評価はありがたいが
 あくまでも女体に溢れたヤクザなムフフ路線を貫きたかったわけである。

     中古win95 放課後恋愛クラブ

 いっそのこと凌辱D級生とか、放課後恋愛D級生とか作って全国のお友達を絶望の彼方に追いやってはどうだろうか?
 舞が健○にレイプされて妊娠して、泣きながら自殺する同級生とか素敵ではないか?
 美沙と付き合い始めた事を知った美穂がヤンデレ化して、美沙を刺して主人公の頭部切断とか楽しいではないか。


 そんなフラストレーションのため込を抑えるために作ったゲームが、

   中古 野々村病院の人々&河原崎家の一族 マルチパック


 河原崎家の一族と野々村病院の人々。
 自分の書きたい探偵路線と館もの。グニグニのドロドロの、萌えや恋愛の欠片もないズッコケた主人公。
 H氏の理想としていた物が新鋭ブランドシルキーズには有った。

    

 しかし、使いまわしのD級生続編は新宿都心に鉄骨ビルが一件どころか三棟建てても余るくらいに売れて売れまくった。
 H氏は苦悩した。
 もう双子の兄に土下座して遺作を書いてもらい、もう引退を決め込むことにした。
 書きたくないものは書きたくない、お金が余っているなら別の誰かに書いてもらってもいいじゃないか。

 が、やって来た数学が得意なお兄ちゃんはすぐに帰ってしまった。

     

 書きたくもないD級生3は、もう竹井君が知人の同人誌に寄稿とかして世間に知れ渡り、ついでに雑誌でも紹介され、

   中古 電撃姫VOL1

 電撃姫立ち上げの目玉として良いように利用された挙句、ユーザーからはさっさとD級生3作れよコールがやってくる。
 そしてやって来たのは、前章にもある大好きだったはずのシルキーズ崩壊。

     当初は第二弾も製作予定だった。

 あれ程、河原崎の続編が作りたいと言っていた原画集発売から翌年のパンチにH氏は


      制作していた新生ドラゴンナイトを投げた。


 野々村のEDでも告知していたセガサターン版新生ドラゴンナイトは開発停止。
 出来たソフトは好き勝手に移植されていき、元スタッフはエルフの悪口を言いまくって求人は集まらない

 もういいから勝手にやってちょw

 完璧にやる気をなくしてしまったH氏は、経営を投げやりにする。

     

    

 コンシュマー移植はガンガンガン進み、シナリオライター募集の告知をでかでかと掲げ、2000万円ゲーム大賞を実施。


 あんなに愛されていたはずのMさんは

     オナホールとしての生涯を歩むことになり。

    蛭田氏すらどん引きレベルの解雇合戦でスタッフはさらに消え、


 セガサターン版のドラゴンナイトを投げられて困り果てたエルフ開発室は、
 なんか設定が似ていたWordsworthを引っ張って来てネタを使いまわしにして誤魔化すことにし

    → → 中古 Wordsworth



    リリアさんはミューになり、


 期待の2000万円ゲーム大賞は応募期間を延長までしたにもかかわらず、

   

 応募総数48作品
 大賞・準大賞・部門賞 一切無しという、笑いの渦で幕を閉じ、

    すぐにシナリオライター募集の告知を開始し、

   

 ついでに第二回も募集開始となったが、該当作は出ないまま終わりを告げ

   

 竹井氏は同級生コンシュマー効果で線画集が売れて売れて売れまくって、とっとと会社を立ち上げて金ちゃん同じく法人化。
 外注のアニメーター出身原画師から対企業という構図が出来上がり、エルフは稿料の値上げを強いられた。

   

 シナリオライターはやる気が無い、人気の原画師は法人化で同人誌の儲けでたまりませんなウハウハ状態、
 初期メンバーは他の会社でよろしくやっていて、

 残るのは期待の開発部長と新人の門井氏。

    

 同級生の移植で上り一本調子のエルフとは裏腹に、社内の人間関係は再び揺れ動いた。




  ・第13章、おやじ路線の開拓とリメイク大合戦


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