ラブベリ時代の話
  年明け早々、当方の財政事情はよろしくなかった。  小学一年.二年.三年.四年生.幼稚園.ちゃおにオシャレ魔女カードが付くよ!!  これは何という事態だろう。もはやSEGA社の陰謀としか思えない。  お年玉を狙った戦略なのだろうが、6雑誌に宣伝付録を付けるなんてどんだけの広告費をつぎ込んでいるのだろうか。  ちなみに、学習準備幼稚園とようちえんでもマンガ連載中である。  まあそれはそれとして、この事態はいわゆる一つのSEGA社における当方に対する挑戦のようなものだろう。  一月と言う月に、どれだけのお金をラブとベリーにつぎ込めるかお前の愛情を試しているというわけだ。  いいだろう、SEGA君。幸い、ラブベリ旋風のおかげで、クレジットカード利用可能額が10万円から60万円まで  跳ね上がってしまった  事だし、飛び出してきた兵隊を撃ち殺すが如くオレも最前線に立つとしよう。 ■一日目  とて、ツタヤの幼稚園と小学一年生をまず買い占めた。  大丈夫、金は無いがカードとかある。  右側でお母さんが幼女に「しっ、近寄るんじゃありません」とかリアルに言われた事など気にしてはいけない。  あまりの量にレジが混乱して20分ほど会計が停止して、後ろのお母さんと幼女に物凄い目で睨まれた事など  気にしてはいけない。  オレは今、激しい羞恥プレイを受けている。決して社会的な批判を受けているわけではなく、幼女に羨望の  まなざしを浴びせられているだけで、社会的に堕落したわけではないのだ。イッツクールオレは正しい。  そうして三袋に何とか詰められた雑誌を手に、ついでに廃版カードを40枚ほど買って自転車しゃこしゃこ  漕いで当方は帰宅した。 ■二日目  続いてはワンダーグーである。  さすがにこの場所は人目が気になるので、二回に分けてお買い物をする。  幼稚園の在庫を根こそぎ奪い、二年生三年生四年生とまずは手に持ちレジに駆け込む。  店員のおばちゃんの愁眉がきつく尖る。負けてはいけない、今当方は社会的な批判ではなく「いいなー」という羨望の  眼差しを浴びているだけなのだ。  とて、二週目はちゃおをカードで買ってワンダーグーを後にする。  豆知識として、ちゃおを買い占めるときは、両手に抱えた場合でも5冊までしか持てないし、自転車に詰めるの  は10冊までである。  なので、今回は熱にうなされてちゃおを箱買いしてしまった哀れなお嬢さんとして妹に車を運転させてレッツ  ラドンで帰宅した。  その後妹は目を合わせようとはしなくなった。  学年誌の発売は月末まで、オレの戦いはまだまだ続く。。  なお、余りまくった学年誌とちゃおは、カードを外した状態で中小同人新年会のじゃんけん大会で使用されました。
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