閑話休題「HARD作品に影響されたゲーム」


ここでちょっと、ティーブレイク。



新社長が決まった所で、HARD作品がゲーム業界にどんな影響を与えたのかをご紹介。
明言はされていない作品も多いので、そうかもしれない程度にご覧ください。
 

はっちゃけあやよさん



 様々な業界に影響を与えまくった「はっちゃけあやよさん」だが、特に有名なものとしてはガイナックスが「電脳学園」を製作する際の資料として用いられたとして、岡田氏本人が著書や生放送などでガイナの歴史と一緒に語られてきた。

   PC-9801 3.5インチソフトプリンセスメーカー


 ゲーム性が凄いとか絵が素晴らしい等の理由ではなく、これが売れるなら赤井に描かせたら余裕じゃん的な意味合いでの参考だったらしいが、あやよさんをきっかけにガイナックスは急成長を遂げ、その後はプリンセスメーカーにふしぎの海のナディア、エヴァンゲリオンと続いていく。



なお、電脳学園は訴えられた過去を持つ。
 

カインドゥ・ギャルズ



 すぐに脱いでくれる受け身な女の子が多い中「カインドゥ・ギャルズ」は女の子そのものを前面に押し出した画期的な作品だった。
 最初は冷たい視線で会話も続かないが、慣れていくうちに笑顔を見せるようになり、最後にはエッチまで許してくれる。

 PC-8801SRソフトぴんきぃ・ぽんきぃ 2

そんな、NANPAゲームをオマージュしまくったのが、エルフの出世作「ぴんきぃ・ぽんきぃ」三部作である。
最初は素っ気ない女の子が口説き方次第で段々と落ちていき、最後にはエッチなムフフ体験を堪能できる。

というまあその、エルフはヒット作のオマージュが多かったが、初期エルフとハードはそれなりに交流が有ったらしいのでお互いにアイデアを出し合っていたのかもしれない。

 WindowsCDソフト同級生

そして「ぴんきぃ・ぽんきぃ」の拡大版となる同級生が発売され、ときメモへと恋愛ゲームが続いていった。
尊辺氏の描いた「最初は冷たい女の子」達は、今も世の男性に根強く残る元祖なのかもしれない。

 WindowsCDソフト ELF FAN CLUB Vol.41

なお、「ぴんきぃ・ぽんきぃ」はWindowsアレンジ版がファンクラブ限定収録されており、VOL40~42(だったかと思う)で実際に遊ぶ事ができる。
 

スケバン戦国史



オマージュ作品と言うよりアリスソフトの「大悪司」先駆者だったのが、本作である。

 

内容は完全に「大悪司のスケバン版」となっており、東京都を舞台に地区を取り合う国盗りゲーム。
資金を集め、兵隊を獲得して特殊兵器で地区制覇を続ける。



悪司や鬼畜王ランスがお好きな方なら嵌るのは間違えない傑作。
だが、画面がPC88仕様なのと難易度が高いので兵隊を育成するには、コツが必要となる。


花のあすか組!(1)

また、本作品は「花のあすか組」という漫画の「戦・23編」のシステムをそのまま使用していたりするので、漫画を読みながら楽しむのも良いかもしれない。
 
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