はっちゃけあやよさん1-5 発売 2018年 機種 Windows 価格 4800円 | 何故か、当サークルが作ることになった復刻版 未だに本作の開発費は |
第13章 BEEP本社襲撃作戦
あやよさんライブから暫く経つと、BEEP氏というアカウントからTwitter経由で当方宛てに問い合わせを頂く。 何でも、秋葉原に新店舗をオープンさせたのでそこで「はっちゃけあやよさんコーナー」を設けたいからグッズ等を委託させてください。 ・はっちゃけあやよさん そして、時間はさらに過ぎて2017年7月初旬。 BEEP氏から権利者が見つかりました、熊本で工場を何故かやってました。 との報告が入ったので、頑張ってくださいね応援だけしてます。 と伝えると、現行のHARD社内に「あやよ1-2-3Windowsのデータやら広告」が全て残されていたそうで、 「当方のあやよの歴史+1-2-3Win再販」を行いたいので、冊子化のご相談をとの話だったので群馬までご相談に伺う。とのお話しだったので、 「佐川春麗が出て来ない復刻版に何の意味が有るんだww」 HARDさん的にはゲームを作っていた時代を知っている人はほぼ皆無のため、開発支援などは難しく、表向きに活動も難しく、あやよ4と5のWindows化は現代の技術を使っても不可能では、との話となった。 予算もなく、資料も何もない状態で、果たしてあやよさんは復刻できるのか。そんな不安を抱えたままではあったが、何とか頑張ってみるしかなかった。 |
あやよ復刻に当たっての開発条件
2017年当時の開発状況は、かなり悲惨なものだった。 まず、HARDさんが用意できるのは 1.広報やサイトを担当するのは一応可 2.手元にはあやよWin版+開けないFDなどの断片的な資料しかない 3.本業の関係で表立っての活動は出来ない |
ProjectRepadarsが用意できたもの
企業二社がその状況で、当サークルが準備できるものとしては 1.はっちゃけあやよさんを全作品保有している 2.通販限定グッズやおまけディスクに販促ペーパーも全部持っている 3.長岡さんたちHARD社メンバーに連絡が取れる 4.ある程度のゲーム製作が可能 5.諸事情により開発停止のゲームがそのままになっている 資料は全て揃っていて、おまけに当時の開発陣営に協力を依頼する事もできる。 何より一番の利点としては「制作途中のゲームシステムがそのままになっている」という事だった。 ・あやつりのキサキ ゲームを作るうえで最も手間が掛かるのがシステムへの実装であるが、既に完成しているものが手元に有れば他の作品に組み込んで仕上げるのは、そんなに難しい事ではなかった。 音楽モードにCG閲覧も完成済みだったので、あとは移植にさえ成功すればすぐにでもゲームとして完成できる状態にまで持ち込めた。 詳細は開発本に記載したので省くが、制作費もなく資料もない状況で手札が勢ぞろいしていたため、まさに奇跡のような形であやよさん1-5は作られていった。 |
・最終章 さらば旅立ちの時へ |