エルフ追悼式典アフターレポート
一晩限りの宴は、小さいながらもエルフの名前で出迎えてくれた。 にごり酒秋月と一升瓶を二つ抱え、浴びるほど飲める体制が整った。 献杯時のご発声は 元エルフ関係者でもある前田先生にお願いし、エルフ開発時の貴重な裏話なども聞きながら追悼式典は進んでいく。 女性参加者も数名居たため、盛り合わせはカステラケーキ、クレープ、フランボワーズ、アップルケーキ、おさつスティックとスイーツが重視され3皿も並ぶ。 途中で前田先生による開発裏話や、まさかの同級生専科投稿者による暴露話にスライディング全力土下座なども飛び出す。 献杯用の鬼作左は、袋絞り吊るしという特別な技法で作られた生酒で非常に飲みやすく、一升瓶もすぐに空いて記念に持ち帰る人まででた、 が、 これがエルフの終末に 相応しい終わり方だったのかは、誰にもわからない。でも、公式が何も言えない。他のゲーム会社も何も語られないエルフの最期をファン同士で語り合い、何らかの節目を付けられたのは事実だ。 今後の展開がどうなるのかは、エルフだったものがどんな変わり方をするのかは何もわからない。 ただ、一人のエルフファンの気持ちとして 2016年12月30日で私たちのエルフは見送られたんだと思い、2014年から長く続いてきた闘いも終わりとしたい。 そして、またどこかでお逢い出来る事を切に願って。 |