オシャレ魔女ラブandベリー廃課金録

 
 

 当サイトを訪れる方の8割が疑問に思うことは、何故今更 「はっちゃけあやよさん」を紹介するに至ったのだろうか。
 歴史の加筆訂正も行うことだし、まずは何故あやよに至ったのかをこの機会に語りたいと思う。そして、セガ社に対する追憶の気持ちも込めて13年前の葛藤を赤裸々に告白したい。


1.小学一年生4月号から始まった課金

 遡る事13年位前。
 それはまだ、コミックキャンドールがセブンイレブンで売られていたくらい昔の話である。
 いつものようにネオバター黒糖パン(旨い)とコミックキャンドールを買うべくセブンイレブンに訪れると、二か月であっさり店頭からキャンドールは消え、その代わりに何故か小学一年生4月号が積み重ねられていた。

    中古コミック雑誌COMIC キャンドール 2005年7月11日増刊号 VOL.18

 ハッキリ言って学年誌に興味はないが、「小学一年生4月号」には豪華なドラえもんの付録が備え付けているので非常にお得である。
 東京スカイツリー構想の記事も気になったし、ドラえもんのミニ電子ピアノだったかの付録目的に、「小学一年生4月号」をかごに放り込んだ。

   中古その他コミックオシャレ魔女 ラブandベリー(1) / 溝口涼子

 そして、次からはこんな漫画が始まるよな特集に、というか「ベリー」という女の子に当方はときめいた。
 いわゆるオシャレ魔女ベリー様胸キュンである。それはもう、速攻でネット検索して該当店舗を調べ上げ、それはもう、この漫画がSEGA社のアーケードゲームである事と一枚100円もするカードを集めさせ、それはもう幼児たちを課金地獄に引き込むヤフオク高額取引の地獄への直行便である事を理解した。

   中古ラブ&ベリー/27 : だん×2フリルキャミ

 こうなってしまうと、コミックキャンドールの続きなんかどうでも良くなってくる。そもそもキャンドールはいつも月末までデイリーヤマザキで売れ残っていたので、麺以外の要素が無い塩焼きそばを購入するついでの惰性で買えばよい話。
 1プレイ100円で、最後まで遊ばないと絶対にカードが出てこない(2005年版まで)という鬼仕様のこのアーケードゲーム。アイカツおじさんの単語すらまだ出てこない2004年に、当方は幼女たちに囲まれながらこの筐体を前に並んだ。

  中古ラブ&ベリー/10 : ぴょん×2あみこみヘア

 一枚100円で購入するためには苦難の行列を並んで、幼女達の不平不満を耳にしながらゲームをプレイし、更に並び続けなくてはならない!オシャレ魔女ベリー、それはカッコよくクールにオシャをする長い髪の少女。オシャレ魔女ベリー、それはラブとベリーは仲良しでいつも一緒にお出かけする魔女!

   中古ぬいぐるみベリー(プリティーピンクデビル) ぬいぐるみVer.3 「オシャレ魔女 ラブandベリー」

 クールにオシャレを決め込んで星形のホクロで囁く彼女の姿は、それはまさに女神以外の何物でもなかった。彼女が居れば世界は救われる、彼女が居れば何とかなる。
ABCでイイ感じを可憐にフルコンボを決める姿に奥様方の視線が熱くなり、やがては店員が咳払いを漏らすようになった。

   中古男性向一般同人誌 おだやか本 / アイカツおじさんの森

 しかし、当時はアイカツおじさんを規制するような動きは一切なく、また当方以外で熱狂的にこの筐体に入れ込んでいる大きなお友達は周りに存在しなかったので、むしろ廃課金をしてくれる客をゲームセンターの店員は厚遇した。
 幼女たちは一切口を聞いてくれないが、画面の向こうのラブandベリーはいつでもプレイ終わりは「後ろのお友達に代わってね」と語りかけてくれる。

 そして、気が付くと三社分の預金通帳の中身が三桁になっていた…。


→ 2.オシャレ魔女とあやよさんの絆