はっちゃけあやよさんの歴史


学園ソドムのおま毛ディスク　発売　1995年　機種　PC98	こちらも学園ソドム購入者のみ通販で購入できた。トモコさんが出演した最後の作品で、吉永サユリについても出てくる

第10章　オシャレ魔女ラブandベリー

　E-LOGINの連載もそのままに、現行メンバーが解散したHARD。

　その前にあやよさんの画集に小説版が作られるものの、通販特典を保持する購入者が当方ともう一人以外の存在が確認できない。という、何という一流出版社なワゴン状態を招いた。

はっちゃけあやよさん設定資料集

　なお、スタッフ不在のHARDではあったが、ログインの特集は一年に渡って続けられたおかげもあって、最終的に大量に残された「ようこそシネマハウスへ」の在庫は全て完売となったらしい。

（2024年現在、所持者は未だ二人v）

　そして、完売から3年間を経た1999年。

　あやよさんシリーズ10周年を記念して、らいち氏が中心となって「はっちゃけあやよさん1-2-3forWindows」が制作されるが、真っ白な背景のパッケージに奇抜な広告記事、雑誌で特集されることもなく、HARD復活は途絶えてしまった。

WindowsCDソフトはっちゃけあやよさん1-2-3 For Window

　また、あやよ4とあやよ5のWindows化が非常に困難だったことも有り、シリーズ作品として肝心な後半が収録されず、プレイした方にとって「あやよの良さ」への理解が難しいWindow版となる。

　この作品を最後にHARDは2000年で一旦幕を閉じ、表舞台からは姿を消した。
　(公式サイトの沿革によると、翌年から製作事業に転換したとの事)
　

群馬から始まるHARD社

　2004年。SEGAからアーケードカードゲーム「オシャレ魔女ラブandベリー」というゲームが発売された。

　この作品に廃課金しまくったHARDとは全く無関係の群馬県民が、課金しすぎていた事とコミケに落選したことでヤケになり、「じゃあ、はっちゃけあやよさんでサークル活動しよう」とぶっ飛んだ思考回路に至ったことで、HARD社の歴史は大きく動いた。

WindowsCDソフトさよならを教えて～comment te dire adieu～

　当時は「さよならを教えて」の再評価と超高騰が話題になっており、その影響で「はっちゃけあやよさん」にも注目が集まった。
(それまでは980円とかで売られていた)

　　　　　が、

　時代はWindows全盛期。それもあって、大半のユーザーは「あやよ1-2-3」と「よくて小説版」の範囲内でしかあやよが何かを知らず、作画が違うことやHARDについてなど、の誤情報が多く集まっていた。

アダルト小説はっちゃけあやよさん 38度・扇情の怪物

　現在は活動休止しているあやよなりきりの「白百合さん」と共同し、ひとりの群馬県民はサークル活動のついでに「あやよの広報活動」へと動くことになる。

　男の名は「めんそーれＰ」、HARD社とは全く関わりのない上州育ちの美少女ゲーマーであった。
　

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