はっちゃけあやよさん
 
   定価 3800円
 
 PC88版 1989/02/28
 PC98版 1989/03/16
  MSX版 1989/04/11
 記念すべきシリーズ第一作。
 単なる紙芝居なので、一分でクリアー可能。
 水鉄砲か手錠を選ぶことでストーリーが変化する。

ひとくちメモ
 
 ・ソープランドストーリーや美少女写真館等
        
   中古 美少女写真館  中古 口説き方教えます PART2

    のどちらかというと真面目なアダルトソフトメーカーで名を馳せた黎明期の美少女ゲームブランドハード社。
  熱き熱意と情熱でゲームを作り始める、質素な気質のメーカーだった。

    が、
 
   
   中古 PC88 君も成田へ行って勝手にジャンケンをしよう
      中古X1 雑学オリンピック わたなべわたる編
 何を間違えたのか勝手に成ジャンを作り始めた辺りでスタッフの人格 が壊れ始め、多大にクイズシリーズを作り過ぎて在庫を抱えてしまい、

  

 よせばいいのに
ファミコンDISKシステム にまで手を伸ばし、多大なる在庫と借金を抱え、やけっぱちになって作られたのが、この「はっちゃけあやよさん」である。

 しかし、ゲームのストーリー性という物は一切無い、単なる絵本として作られたこれを買う奴は
バカだな。
 ………とか言われるゲームを作ったはずなのに、それが糞ゲーとして一部で持てはやされ、
何故か これをやってみたいというコアなファンが出来てしまい、そして8800円ゲームが業界の主流の中で、3800円という価格は当時としてはかなりの画期的だったため、 何故か 1分間終了ゲームが売れまくるという異様な現象が起こった。
 で、やったーこれで俺たちもメジャーソフトハウスだーと、喜び勇んだHARD社は、勢いに乗って色々なバージョンを作り続けた。

 そこに、大きな落とし穴があったのだと気が付くのは数年後の話である。

追加メモ
 1の原画を担当された「松柴」さんに公式情報を頂きました。

 

■企画段階のあやよさん
 あやよさんという企画自体、いつも通りの突然な思いつきで決まり、  とりあえず紙芝居を作ってみよーうというポリシーでもってナローバンドな発想で「はっちゃけあやよさん」は作られました。
 当時HARDに入ったばかりの松柴さんの立場は、いわゆる外注バイトのはずだったのにも関わらず、いきなり一本のゲームを作れと常に強引な社長に命じられて、三ヶ月程度の期間を経て
原画・シナリオ・彩色 をこなし、松柴さんは「はっちゃけあやよさん」を完成させました。
 別に壮大な計画や、深い意味は無かったのです。
 当時のHARDというのが、ハッカーインターナショナルが
アダルトファミコンソフト で儲けているのを見て、よし一山、うちの会社も当ててやるかっ。と、自らディスクシステムに手を伸ばすような会社だったのですから、内情は倒産と再建を繰り返す パチンコ屋さん のようなものだったとお考え頂ければ幸いです。



 そして、HARDの社長は(チョーケンではない)どこまでも
素敵な性格 でした。
 なお、このHARD社長の名前は
ペンネーム ですので探してもいません。


■あやよさんについての謎

1.誰が作ったのか
 原画も彩色も、話を作ったのも、ジャケットも書いたのも、タイトルを決めたのも松柴さんでした。
 だが、極めて素敵な性格をしている例えて言うなら、お父さんは心配性の登場人物を遥かに超えそうな朗らかで破天荒なかといって幼少期の純粋さを忘れないHARDの社長は、そんな大変だろう仕事を終えた松柴さんに

  中古MSX2/MSX2+ 美少女コントロール

 
非合法アダルトファミコンソフトのドット打ちを任せました。

 何だ。なんで僕はこんな、サラ金の顧客情報管理かの如く
阿漕な仕事 に精を出さなくてはならないんだ。本当に追い求めていたものは何だったんだ、愛とか青春とかが詰まったはずのパライソはどこに消えたんだ。
 と、我に返ったクレしんのカザマ君のように松柴さんは現実に戻り、このままでは堕落するだけだとHARD社を逃亡。
 暢気なHARD社が慌てるはずも無く、「何だよ、ったく新人は使えないな。まあ材料は全部揃っているし、これでゲームに出来るじゃんか
さっさと売ろう 」なノリで、作った本人の知らないまま「はっちゃけあやよさん」1989/02/28発売となった。
 
2.なんではっちゃけたのか
 はっちゃけあやよさん。というタイトルは松柴さんが考えたものです。
 だがしかし、当時の素敵なHARDの社長はこのタイトルに猛反発! やだーい、やだーいこんなタイトルじゃあ納得できないぞ。もっとエロイのにしろ。売れ線を考えろ。と、松柴さんと一人対立を始めました。
 また社長だよー。と社員連中は諦めを悟るようにしますが、松柴さんは
「はっちゃけあやよさん」 を押しました。
 そしてHARDの社長は
「あやよさんのアルバイト初体験」 というタイトルを考え出して押しました。
 どう考えてもおかしなおっさん精神丸出しのタイトルに、ため息以外のものを感じなかった松柴さんは苦難の末に「はっちゃけ」を勝ち取ります。
 戦いに負けたHARDの社長は、仕事を終えた松柴さんにアダルトファミコンの仕事を押し付けて悔しさを紛らわせるのでした。
 はっちゃけというタイトルが付くまでの間に長いストーリーはあったようですが、早い話が深い意味は無いようです。

3.爆発的ヒットの理由
 あやよさんが売れた理由としては、画期的な金額と画期的なシステム以外に、EXテレビのアダルトゲーム紹介コーナーにて

 三宅裕二が大絶賛
をしたのが始まりのようです。
 また、テクノポリスの編集部にも極一部で人気が高かったのも起因だったもよう。

 松柴さん、貴方の勇気をありがとうございました。




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